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医療費控除のすべてがわかる本/藤本清一

 

医療費控除のすべてがわかる本 (令和2年3月申告用)

医療費控除のすべてがわかる本 (令和2年3月申告用)

  • 作者:藤本 清一
  • 発売日: 2019/12/21
  • メディア: 単行本
 

 コロナウィルスの影響で今は大変な状況ですが、唯一良かったことがあります。

確定申告の期間が4月16日まで延びたことです。
延長したことで税務署の混雑具合が例年よりも解消されそうですし、精神的に余裕も生まれて、申告する側にとってはメリットが結構ありますね。
毎年延長してほしいぐらいです。(税務署は大変でしょうが)
そんな中、今年の確定申告を無事終えることができました。
 

今回紹介する「医療費控除のすべてがわかる本」は、今図書館から借りている本です。
この本は400ページ以上もあり、最初はその分厚さに抵抗感がありました。
ただ、読むべき部分は、医療費控除の概要が書かれている最初の20ページだけなんです。
非常にわかりやすくまとまっていて、一読するだけでも医療費控除の流れがざっとつかめます。
あとは中盤に出てくる、間違いやすいポイントについて書かれた6ページぐらいを読めば医療費控除の基礎知識は完璧ですね。
それ以外のページは、医療費控除の対象となるかの具体例と参考資料なので、該当しそうな部分があれば読めばいいという程度。
というか正直、読む必要は無いです。

医療費控除やセルフメディケーション税制の違い。
医療費控除で還付する金額がどれくらいになるかの目安。
年をまたぐ場合の支払いや補填された金額の計上の仕方など。
なんとなく気になっていてそのままにしていた医療費控除の疑問がこの一冊で解消されます。
大事なポイントは「支出は現金主義、収入は収支対応」ということです。
これは税に関する全てに当てはまることですけど、再認識しました。

医療費控除をはじめて受ける人は、『医療費控除の明細書』を書く前にぜひ一読してほしいですね。
タイトルに偽りなしの本です。