ラグビーW杯 対南アフリカ戦

3－26で負けました。
ただ、日本代表ここまで全五試合、本当に素晴らしい試合をみせてくれました。
心から感謝を言いたいです。
これで日本代表の試合をもう見れないと思うと淋しいですね。

この試合、日本代表は全ての力を出し切ったと思います。
そのなかで、南アフリカ代表の高い壁に完璧にはじき返された。そんな試合でした。

前半は田村選手のキックを有効に使って相手のプレッシャーをずらしながら、上手く戦っていたと思います。
ただ、敵陣のラインアウトで相手に奪われるシーンがあって、チャンスを生かせなかった。
そして後半田村選手が早々に負傷交代したのでそれもあり攻撃が手詰まりになってしまったのが大きかったですね。
後半は力の差が出てしまいました。

南アフリカは本当に強かった。
ディフェンスの出足が早くそして強い。隙がほとんどなかったです（たぶん前半に福岡選手が抜け出した所だけ）。
そしてラインアウトからのモール攻撃は対策が出来ないほど完璧でした。

南アフリカのスクラムハーフ、デクラーク選手。本当に素晴らしい選手ですね。
日本代表の攻撃の隙を見つけては常にプレッシャーをかけてくる。そしてその運動量の多さ。
攻撃ではモールで進めるのかパスなのかキックでいくのか、その判断が絶妙でした。
僕は子どもの頃ラグビーでスクラムハーフをしていたのですが、彼はスクラムハーフとして僕が思う理想的な選手です。
こんなすごい選手がいるのかと驚きましたし、惚れ惚れしました。